ササのゴールで東京勝利!

梶山のアシストから必殺兵器ササのゴールで東京が1-0で勝利。
でも決定機は新潟の方が多かったし、厳しい試合でした。
最後に勝って新潟の寒さも吹き飛びました。


修復作業が続く関越道SAリーグもいよいよ大詰めの32節の新潟戦。
今回はクラブオフィシャルのバスツアーで仲間と新潟に遠征となりました。
ビッグスワンは、春の代表のペルー戦以来半年ぶり。リーグでの遠征は去年の同じ時期の対戦以来ちょうど1年ぶり。
車で新潟へ向かう関越道は、1年前は新潟中越地震直後で通れず、半年前は平常どおり通行可能でしたが、中越地区は至る所に生々しく地震の爪痕が残り、地震の破壊力の凄まじさを垣間見ることができました。
で、今回。地震から1年が経ち道路はすっかり改修済かと思いましたが、さにあらず。まだまだいたる所で工事が進められていて、完全に復旧とまでは至ってませんでしたね。それでも半年前はうねる様な感じだった路面が整備され、曲がった標識類が新しいものに付け替えられ、だいぶ本来の高速道路の姿に戻りつつはありましたが。
オレンジに染まるビッグスワンビッグスワンには、キックオフの3時間前に到着。
この日の新潟の天気は、前日までは午後から雨の予報だったけど、当日になってなんとか持ちこたえ、薄曇りながら時折晴れ間も覗くような状況。でもやっぱり寒い!。
おまけにビッグスワンはアウェイ側の売店のメニューが貧弱なんだよね。
ただでさえ量が少ない温かい食べ物が、あっという間に売り切れちゃって、残るは乾き物や冷めたフランクフルトや焼きそばって状況。これはツライ。
ビッグスワンはスタジアムとしてはトラックがありながら観やすいスタジアムなんだけどねぇ。次は夏の試合で来たいな。
そんな中でもアウェイ側自由席を埋めたFC東京サポーターと、次から次にやって来る新潟のサポーターで、キックオフが近づくとスタンドはほぼ満員に。
選手達の練習開始くらいまでは結構空席が目立っていて、「今回は満員にはならないのかな?」と思っていたけど、試合が始まる時にはちゃんと間に合わせて来てるんですね、新潟の人は。
新潟は年間シートの比率が高いというし、毎試合ほぼ4万人がつめ掛けてるわけだから、きっとみんな会場入りにはなれてるんでしょうね。たいしたもんです。
その新潟は、今日勝てればJ1残留がほぼ決まるってことで、カラーボードで会場をチームカラーで染めて盛り上げる演出をしてたりしましたが、実際選手達は気合が入っているように見えましたよ。守備で固くゴールの蓋を閉じて、縦に早いカウンターで東京のゴールを狙うっていうことを、集中してやってきました。東京はこれに結構てこずって、序盤はなかなか新潟ゴールに迫ることができなかったからね。
でもね、最近の東京は後半にきっちりチャンスをモノにして勝ちきるっていう勝負強さを備えつつあるんですね。
今日も後半均衡を破るべくササを投入したに続いて、怪我から復帰した戸田も投入。FWを4人にして点を取りにいく姿勢からきっちりササが好機をモノにして得点。前がかりで攻め込んでくる新潟の攻撃を凌ぎきって、敵地で勝ち点3をゲットしちゃいました。
これで東京は10戦負けなし。ホント春から夏にかけてのあの連敗はなんだったのかという復調ぶりです。
この間の変化ってことでいうと、若手の成長っていうのは一つあるんですけど、一番大きいのは自信をもってプレーできてることだと思うんですよ。
やろうとしてることは実はそんなに変わってないんだけど、不調の時は全体的にプレーが慎重になりすぎて攻撃が単調だったり局面での勝負に勝てなかったりしてたのが、今はガンガンいけてる。
勝負に対してメンタルが与える影響ってのは、ほんと大きいと改めて感じるこの頃です。

コメント

  1. やす より:

    勝利おめでとうございます。新潟まで遥々行ったかいがありましたね!