サッカーとラグビーの連休

ラグビー“府中ダービー”の味スタtakaです。
サッカーの高校選手権はいよいよ決勝を残すのみとなりましたね。
昨日の8日は準決勝だったわけですが、僕は迷った末に、この日は味スタにラグビーを見に行ってしまいました(後でちょっと後悔するわけですが・・・)。
8日のラグビーは何だったかというと、トップリーグの最終節。『東芝府中ブレイブルーパス×サントリー・サンゴリアス』の対戦です。ラグビーの強豪と言えるこの2チームは、ともに僕の住む東京都府中市に本拠を構えていて、対戦はいわば“府中ダービー”ってことになります。
今回の試合はその府中市の市制施行50周年記念イベントも兼ねていて、試合前にはラグビーだけじゃなく、サッカーやバスケットボールも含めたスポーツ体験イベントが催されてました。
なんでサッカー、バスケかというと、府中市はFC東京のホームタウン「東京」の中でも、クラブに出資をしていて関係が密な自治体の一つであるほか、ラグビーの上記2チーム、バスケのトヨタ自動車にバレーボールのNECも加え、各競技の強豪チームが練習場を構えてる場所なんですね。そんな縁で、FC東京も含めて“スポーツの普及と地域振興”といったテーマで、これまでも競技やチームの垣根を越えてスポーツ体験イベントなんかを共催してたりするんですよ。地元ってことで贔屓目に見ちゃうかもしれないんですが、こういう試みはいいことだと思いますね。
で、今回FC東京はどう関わったかというと、石川選手がラグビーの試合前の始球式のキッカーを務めました。
僕自身もともと冬場はラグビーも好きで見に行くってことや、地元味スタで開催されるってこともあったんですが、今回高校サッカーじゃなくこの試合を見に行こうと思った決め手はこれですね。楕円のボールを蹴る石川を見てみようということ。あ、あと地元で配布されてたチラシを持参するとわずか500円で試合が見れるってのもありましたが(笑)。
この日はまず家でサッカーの日本代表×カザフスタン代表戦のチケットを予約してから、テレビで高校サッカー準決勝の第一試合『国見×鹿児島実業』の試合を観戦。後半、鹿実が2点目を入れたところまで見届けてから、チャリ(ママチャリではないです(笑)。一応)でおよそ10分、久しぶりの味スタへ。ぎりぎり始球式前に間に合わせました。
ラグビーの始球式は、ボールをゴールポストの間に通すゴールキックなんですが、拍手に包まれて東京のユニ姿でピッチに現れた石川、ちょっと緊張してるように見えたなあ。周りは「プロサッカー選手だから入れて当たり前」って目で見るだろうしね。で、結果は・・・無事ゴールキック決めました。石川、きっとオフの間にラグビーボール蹴る練習したな(笑)。
肝心の試合のほうは38-12で東芝府中の勝利。っていうか、もうリーグは最終節を待たずして東芝府中が優勝を決めてたんですよ。なのでこの日の試合はいわゆる消化試合。優勝争いが最終節まで縺れてたらもうちょっと盛り上がったんだろうなあ。正直試合内容的には盛り上がりは今ひとつでした。
スタンドにはラグビーの社会人の試合としては多めの観客が詰め掛けてたんですけどね。
試合後は、スタジアム前のサッカーショップ『ユーロスポーツ』へ。FC東京のオフィシャルショップでもあるここは店内にTVモニターがいくつかあって、普段はサッカー中継やってたりするんですよ。今日の目的は勿論高校サッカー準決勝第二試合を途中からでも見ること。店に入って見た時は既に後半で、市立船橋が2-1で星陵にリードしてる状況。そのままロスタイムに入り「ああ、市船がこのまま勝ち抜くか・・・」と思いきや、最後の最後で星陵がゴールして追いつくじゃないですか!。「やっぱり国立に行くべきだったか・・・」と思ったのはこの時でしたよ。で、続くPK。お互い一人づつ外し5人目まで終えて4-4、勝負の6人目・・・ってとこで、あろうことか放送終了!。なんだよおい!!!。・・・結果は携帯で確認しましたがね。なんでもあの中継の終わり方に、中継した日テレには抗議の電話が200件以上入ったとか。まぁ、ああいうのは民放の泣き所ですね。日テレ自身、高校サッカーの中継には昔から力を入れてきたらしいんで、最後まで放送しきれなかったことに中継の現場もきっと砂を噛む思いだったろうな。
その後は味スタから程近いとこにある、サッカー観戦仲間のHさんの店に行って代表戦の相談なんかをした後、家に帰って録画してた第二試合を見直しました。やっぱり国立に行けばよかった・・・。
今日は大学ラグビーで国立へ
ラグビー大学選手権決勝の国立一夜明けた今日9日は、大学ラグビー選手権の決勝を観に国立へ行ってきました。去年の覇者関東学院大学と早稲田大学の対戦です。サッカーに比べ正直観客動員に物足りなさを感じることもある社会人のトップリーグに比べ、大学ラグビーは“大学スポーツの花形”と言われるだけあって、なかなかの盛り上がりを見せます。カップ戦の決勝ともなればなおさらで、国立のスタンドは8割くらいの席が観客で埋まってました。僕はどちらの大学の出身でもないんで、いちファンとして中立の立場だったんですが、一緒に行ったのが早稲田ラグビー部OBの知人だったんで、やや早稲田側の視点で観てましたね。
結果は『早稲田31-19関東学院』で早稲田の勝利。去年の決勝は同じ顔合わせで関東学院が優勝したんですが、今年は早稲田がその雪辱を果たした形です。後半開始当初までは一進一退の攻防が続いてましたが、「今年は強い」と前評判も高かった早稲田が、最後は地力を見せて引き離しました。これで早稲田は明治と並ぶ12度目の大学日本一。きっと今日の早稲田や高田馬場界隈の飲み屋は大騒ぎだったんだろうな。
試合を観終わって気になったのは、国立のピッチのコンディション。明日は高校サッカーの決勝ですからね。今日のラグビーは決勝の前に前座試合も1試合あったんですよ。昨日の高校サッカー準決勝2試合、今日のラグビー2試合、そして高校サッカー決勝と、この3日間国立はフル稼働です。特にラグビーではどうしてもピッチが痛みますからね。グラスキーパーの手によって応急処置が施されるとしても、中1日で決勝に臨む鹿実と市船の選手たちは、明日のピッチに立って「あれっ?」と思うこともあるかもしれません。勝負の行方は意外とそういうところに左右されるかも・・・。
ということで、明日のサッカー高校選手権決勝は国立に観に行きます。2日続けての国立通いです(笑)。

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