ダービーいろいろその2

だいぶ前にダービーについてうんちく語っちゃいましたがまだ紹介し切れてない分をここで紹介しておきます。ちなみに今日はJ2で3試合ダービーがありましたが、どの試合かわかりましたか?
まあ同じ市にあるというより同じ県同士、隣県同士ということでダービーとはちょっとちがうのですがね。


大阪ダービー…G大阪とC大阪。ここ最近力関係ではG>Cですが今年は顕著に出ました。生で観ていてもGの方が早いし上手いです。なおこれまでは大して盛り上げてこなかったのですが、両クラブフロントが力を入れ直して集客に走りました。その結果リーグ戦では2試合ともチケットが完売し万博ではチケット難民が見られました。
なおGサポはセレッソの色がピンクであり、日本ハムがスポンサーをしているため彼らのことをピンクの豚と呼んだりもします。他に「100%ANTI PINK」の横断幕出したり少し過激。一方Cサポは以前「お前ら吹田、俺達大阪」(G大阪のホームタウンは大阪府吹田市、一方C大阪は大阪府大阪市をホームとしているためお前らは大阪じゃないという意味だと思われます。)を出したらしいですが最近はそういうことやめようという意識が浸透しています。この間の転落事件を機にその流れが一掃強まるでしょう。
東北ダービー…仙台と山形の試合をこう呼ぶ人が多いです。別名みちのくダービー。かなりお互い意識しているそうで、2001年は昇格を争って最後までもつれていましたしね。仙台が山形を罵ると山形が「ブランメル仙台」と皮肉るといったことがありました。(その後怒った仙台サポが山形側に殴りこみをかけようとしましたが警備員に止められたようです)今日の試合は0-0の引き分け。ここのところ山形の方が勝ち越しているそうです。
九州ダービー…福岡と鳥栖との試合をさすみたいです。じゃ大分は?とつっこみたくなるのですが、福岡と鳥栖は距離的に近く電車一本で行けるためアウェーサポが行きやすいのが特徴です。元々は鳥栖の集客が伸び悩んでいた頃集客アップを狙うために打ち出したものだそうです。現在は鳥栖の経営のたて直しも進み順調に客を集めていますが、この1戦は鳥栖スタジアムが一番入る試合で熱い試合になっています。ただし意識してるのは福岡サポの方らしいですが。なお今日の試合は1-1の引き分けです。
神奈川ダービー…川崎、横浜F、湘南がJ2に同居していた頃は神奈川ダービー共通券というチケットが売りに出されていました(すみません詳細は忘れました)。これも集客アップ作戦の一つだろうと考えています。今は横浜Fと湘南の試合があたります。しかし、必ず4チームがJ1に上がり4チームによる神奈川ダービーが実現されることでしょう。なお今日の試合はカズ効果もあって1万5千人近く入りました。これからも盛り上がってくれ。
群馬ダービー、富山ダービー、四国ダービー…ホリコシ対ザスパ、YKK対アローズ、愛媛FCと徳島。最後にJFLから三つ(うち二つは今は実現不能)。群馬の2チームは昨年の天皇杯でサプライズを起こし話題になりましたね。二つ目は北陸の富山にある2チーム同士の試合です。JFLながら千人ほど観戦者が来て、地元テレビでも放送されることを聞きました。早くJ2上がれ!三つ目は四国のチーム同士の戦い。愛媛FCは昨年のJ2昇格を逃し結構悔しがっています。こっちも早くJ2で実現を。
以上長々と失礼しました。色まで入れたらちょっと大変ですね(青赤ダービーとか)。なお関西ダービーはちょっと省略です。もっとあるかもしれませんがこういう楽しみができるのは各県にチームが出来ている証拠。早く我が福井県にもできてもらいたいものです。

コメント

  1. taka より:

    “ダービーマッチ”が増えているというのは、それだけJのクラブが増えている証でもあるんですよね。嬉しいことです。
    どのダービーも、まだまだ歴史は浅いですが、名勝負を重ねて“地域の代表(象徴)”のプライドを賭けた対戦で盛り上がる文化が定着すればいいなと思います。
    このところ俄かに盛り上がってきた大阪ダービーは、見てみたいと思わせます。
    ただ、本来ダービーの興奮と感動は、第一にその地域に住む人やファンの人のためのものだと思うんですよね。
    その意味でも、地元のファンを惹き付けるための努力を続けて欲しいなと思います