横浜に来てます。やすさんも一緒です。
親善試合ですが、ドイツ相手にどこまでやれるか!
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で、そのドイツ代表戦から1日後につづきを書いてますが、結果は“完敗”でしたね。
戦前の予想は当然ドイツ優位。でもね、FIFAの現在のランキングではドイツが16位で日本が17位。まあこのランキングが必ずしもその国のチームの実力を正確に反映していないとしても、僕としてはドイツ相手に日本は“ここまでやれる”ってとこを見たいと思ってましたし、あわよくば僅差で勝っちゃったりして、なんて期待を持ってたんですよ。でもそんな淡い期待は見事に打ち砕かれてしまいました。
点差は0-3だけど、その点差以上にこの日の両チームの出来には大きな開きがあるように思えましたね。何しろドイツは中盤が強かった。組織的に動きで日本の攻撃の芽を摘んでいたし、フィジカルの差もあってか1×1の場面ではことごとく競り勝ってボールを奪ってた。対する日本は連携も今ひとつで、相手を崩すどころかボールの出しどころすら見出せず、遅攻になるうちにミスも出たりして、そこを突かれて一気に攻め込まれるっていう展開ばっかり。前半こそ最終ラインでなんとか食い止めてましたが、やっぱりそんなのは最後まで持ちませんでしたね。
個人的に残念だったのは、負けたことよりも今年最後の代表戦で、なおかつせっかくマッチメイクできた強豪ドイツ戦だったのに、今の日本代表のチームとしての上積みや、やってきたことの成果が見られなかったこと。タイミング的にベストメンバー組めなかったことを割り引いても、物足りなかった。
日本代表としてはほとんど収穫が無かった試合だったけど、今年なんとなく感じていながら、W杯一次予選通過やアジアカップ優勝などに隠れてしまっていたチームとしての不安要素が、このタイミングで明確な課題として浮き彫りになったのは不幸中の幸いかもしれない。この結果をちゃんと捉えて手を打ってほしい。年が明けたらW杯二次予選なんだから、頼むよジーコさん、そして協会も、選手達も。
それから、この日の応援ではドイツ戦だってことに、いよいよW杯ドイツ行きの二次予選を迎えるってことを重ねて、ドイツといえばの『ジンギスカン』に「一緒にドイツに行こう!」というメッセージを込めた応援歌が歌われたけど、こういうのはいいと思う。代表戦で応援に来る人も多いし多様になっていて、その意味を全員で共有したり合わせることの難しさがあるんだけど、来年は少なくとも代表チームを勝たせるための“応援”で来てるみんながその意味と意義を理解して、気持ちを合わせて歌うことができたらいいなあ。
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