各地で波乱!天皇杯4回戦

久々の“仙台劇場”でFC東京天皇杯初戦突破!takaです。
今さらながらですが天皇杯4回戦のこと書きます。
いやー、毎年下のカテゴリーのチームが上を食う「下克上」が見ものの天皇杯ですが、今年の4回戦は波乱だらけだ。
我がFC東京の仙台戦も、結果こそ1-0で勝ちましたが危なかったですよ。前半こそサイドを中心に優位に攻撃をしてて、「今年こそはすっきり初戦突破か?」と思いきや、仙台の守備からのカウンターの意識は高くて後半は手詰まりに。結局相手のミスを突いた1点で辛勝ですからね。
試合終了後の選手の挨拶で、仙台側では最初わずかの間ブーイングが起こってましたが、我々東京側から見て「え、ブーイングなの?」って思ったくらい仙台の選手達の集中は高かったと思います。恐らくブーイングには、仙台サポなりの背景やこの試合への想いってのがあって、それがそうさせたんでしょうね。
久しぶりに訪れた仙台スタジアム。やっぱりいいスタジアムだなぁ。
球技専用で、スタンド全体を屋根が覆ってるっていうのもポイント高いですが、約2万人ていうキャパシティもちょうどいいし、スタンドが1層で勾配もあってどこからも見やすい、ピッチとスタンドが一体になりやすいいい設計。スタジアム全体がいい佇まいというか、雰囲気を持ってるんですよね。
天皇杯だからなのか、それとも仙台がJ2にいることの影響なのか、この日はメインやバックスタンドに空席が目立ったのが残念だけど、それでもこのスタジアム自体が持つ魅力は変わらず、「また来たい」と思わずにはいられませんでした。
その仙台の街は今野球の新球団の話題の最中にあります。仙台駅に降り立つと、やっぱり目立ったのは「歓迎!東北楽天イーグルス」のポスターや横断幕。でもどっこい、“ベガルタ”を応援する幕や掲示物もちゃんとあります。スタジアム最寄の「泉中央駅」へ向かう地下鉄のドアには“ベガッ太くん”のステッカーが相変わらず貼られてるし、ホーム側ゴール裏はベガルタのユニに身を包んだサポーターで埋め尽くされてる。仙台に点ったサッカーの火を消さず、野球と競いながら一層盛り上げるためにも、ベガルタ仙台には是非再びJ1に上がってきて欲しいな。まあ、そう思うのは僕が東北出身ってのもあるんですが、あの仙スタには毎年行ってみたいですから。
さてさて、各地で“下克上”が相次いだ天皇杯4回戦。やっぱり勝ち上がってきたチームとJ1のチームとのモチベーションの差というのはあるんでしょうね。都道府県代表のチームからすると天皇杯は最大の勝負の大会だし、上のチームに一泡吹かせてやるって気持ちがあると思う。一方でJ1のチームからすると、初戦は入り方が難しい。リーグで成績が振るわないチームなんかでは、選手も来期の体制なんかが気になり始める時期だしね。今年は勝ち上がったチームがホームでJ1と戦えるってことで、逆にJ1勢としては普段なれない場所に戸惑ったチームもあったんじゃないかと思う。
おかげで大会としては面白いことになってきたけど、これだけ波乱が続くと「おいおいJ1の意地見せろよ」なんて思ってしまう。もっとも、ザスパやホリコシなど群馬勢の躍進を見たりすると、Jのクラブのない地域の盛り上がりってことで、これはいいことかもしれないとも思いますけどね。
我がFC東京は、次回大宮と対戦。大宮は今ノってるだろうし(対戦の頃にはJ1昇格も決まってるでしょう)、うかうかしてると足元すくわれかねないよ。
仙台から戻った翌日は、Jユースカップ予選のFC東京U-18×コンサドーレ札幌U-18を観に、これまた久しぶりの江戸川競技場へ行ってきました。
自分達の練習や試合がないときは、トップの試合会場へ足を運び、声を枯らして“兄貴分”たちの応援をしてる東京の子供たち。なんとか勝ち点3をもぎ取って決勝トーナメント進出を果たして欲しかったですが、結果は2-2のドロー。双方ともに勝ち点が及ばず、予選敗退の涙を呑む結果となってしまいました。
試合後涙する選手達・・・。3年生はこれが恐らく最後の大会だろうから、悔しさもひとしおだったろうな。これからは1・2年生が主力になってプレーをしていくでしょう。この日の悔しさを胸に、頑張れ東京の子供たち!。

コメント

  1. ひさしぶりの仙台スタジアム

    ひさしぶりに仙台スタジアムでベガルタ仙台 の試合を観戦してきました。 天皇杯サッ

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