もう昨日なんですが、惨敗の鹿島戦の翌日は小平練習場に行ってきました。
ホントは友人と別の予定があったんだけど、“さかじゃん”として、FC東京を応援する者として、前日の惨敗でいよいよ苦しくなった状況の中、選手たちの様子をどうしても見たいと思ったもんで。
東京の郊外、小平市にあるこの練習場は、新青梅街道を挟んで隣接する東京ガスのガス博物館とともに住宅地の中の開けた土地にあって、落ち着いてサッカーをするにはなかなかいい環境。天然芝2面がよく整備されたフィールドは、晴れた日にはその青々とした緑がまぶしくて、気持ちのいい場所です。
普段は気持ちのいい環境のもと、選手たちの練習の様子をのんびりと見学したりする感じなんだけど、この日はちょっと気分が違う。何せ今の東京は非常事態ですからね。気になってたのは選手たちの表情やコンディションなんだけど、幸い思ってたほど落ち込んだ様子はなく、いつもどおりに近い感じで練習に励んでました。まあ、敢えて下を向かないように意識してるんだろうけどね。
前日試合に出た選手は、この日は軽く体を動かして疲れを取るクールダウン的なメニュー。それにしても頭が下がるのは、チームがこんな状況で、なおかつ連戦で疲れてるだろうに、練習終了後選手たちがみないつもどおりファンサービスをしっかりしてること。これはFC東京の一つの特徴なんだけど、グラウンドからクラブハウスに向かう道に沿ったファンサービス場所で、ズラリと並んだファン一人一人に丁寧にサインをしたり、言葉を交わしたりしてる。こういうのを見ると、ホントいつまでもこのチームを応援したくなりますよ。逆にファン側はそれに甘えすぎずに、雨の日や選手が疲れてる時なんかは必要以上に引き止めずに早く開放してあげるような配慮が必要とも思います。たまにいるんですよ、長時間選手を独り占めしてる人とか。今のようにファンが増える前ならまだしも、人も増えたしそれだけ選手の負担も増えるわけで、その辺はわきまえたい。なんて偉そうに書いちゃいましたが。
自分は怪我から復帰を目指して調整中の三浦文丈とちょっと話しました。具合を聞いたら、もうほぼ復帰できる状態で、試合には出たいとのこと。週末の大宮戦には間に合う見込みらしいし、ここは期待したい。今こそチームを精神面で支え落ち着かせることが文丈が必要だと思うんですよ。
練習終了後、去年のナビスコカップ優勝で原監督が選手全員にコーヒーを奢ったことで東京ファンにはすっかりお馴染みになった練習場近くの『ドトール』へ。ここで友人と延々と話してたら練習を終えた迫井がやってきた。ここ数年はサテライトに回ることが多く、去年1年の山形へのレンタルから戻ってきたんだけど、藤山や浄(金沢)が怪我で欠場してる今は、彼にとってはチャンスなんだし、頑張ってほしいな。
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