川崎ダービー

takaです。
今日は仕事帰りに等々力に川崎フロンターレ対ヴェルディの試合を見に来てます。
川崎に縁がある両チームの、いわば因縁ダービー。フロンターレのJ1昇格で再び実現しました。


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J1第4節。我がFC東京の試合は翌日ってのもあって、今日は残った仕事を片付けようと休日出勤してたんですが、夜に見に行きたいゲームがありました。それがこの川崎ダービー(正確には旧川崎ダービーか)。
5年前の2000年。ヴェルディがまだ“ヴェルディ川崎”として等々力競技場をホームスタジアムとしていた年、同じくここをホームとするフロンターレがこの年J1に昇格したことにより実現したダービーマッチ。既にヴェルディは翌年のホーム移転を表明していたし、フロンターレはその1年で再びJ2に降格してしまったので、以来それが行われることはなくなってしまいました。
でも、この等々力に来ると、この2チームのことを思わずにはいられません。
Jリーグ創設期、屈指の人気を誇ったヴェルディの試合では、まだ手狭だった等々力陸上競技場はいつも満員。チケットを入手することは困難でした。当時僕もたまに試合を観に行きましたが、最寄り駅の武蔵小杉や新丸子駅から競技場へ行く道は、いつも多くの緑色のユニを纏った人たちで溢れてました。そのヴェルディの要請を受けて、川崎市が多額の費用を投入して競技場を改装。サイドからバックスタンドには屋根が付き、現在の2層式スタンドにになりました。しかしながらヴェルディはその川崎を去り東京へとホームを移転。代わって等々力の主になったのは、JFLからJへ加入を果たしたフロンターレでした。
そのフロンターレがJ2降格を経て、再びJ1昇格を果たしたことにより実現した今日の対戦。満開の桜のもと約1万1000人が詰め掛けたスタンドは、ほとんどが青と黒のフロンターレカラーで占められてました。
ヴェルディのクラブハウスがある稲城市から等々力競技場最寄の駅までは電車の乗り換えなし、およそ30分あまりで来れる距離なんですがね、フロンターレのホームゲームとはいえ、あまりのサポーターの数の違いに時代の移り変わりというのを感じずにはいられませんでしたよ。
夜桜が映える等々力競技場高らかに「川崎」と謳いあげる青黒のサポーターの後押しを受けて、試合は1-0でフロンターレの勝利。試合終了後、ライトに照らされて綺麗に浮かび上がった夜桜の下を歩く川崎サポーターの顔は誇らしげに見えましたよ。
そうそう、この週末関東は桜がちょうど見ごろ。昨晩は大宮に住む友人(レッズサポ)の家に泊まって、今朝は車で大宮駅まで送って貰ったんだけど、途中通った大宮公園(桜の名所)の桜も満開でした。大宮は今節はアウェーで新潟と対戦なんだよね。ホーム開催だったら「花見ついでにサッカーも観てみようか」って人も呼び込めて、満員だったかもしれないのにね。

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