毎年この時期は・・・

takaです。
リーグ戦が終わり、11月月末から12月1週目あたりにかけてのこの時期は、毎年複雑な思いや淋しい思いをすることが多いです。理由は選手の移籍や退団が確定する時期だからですね。
プロの世界だから、チームの事情や選手の事情で編成が変わったり、選手が移籍するのはあたりまえだし、スポーツである以上いつかは選手も引退したり退団したりするのは当然。でも、新入団や加入がこれからへの期待を抱かせるのに対して、移籍や退団は、チームを応援するサポとしてはどうしても一抹の淋しさを感じざるを得ません。もちろん移籍や退団はイコール選手やチームにとっての新たな門出にもつながるわけで、見方を変えればおめでたいことでもあったりするんですが、選手がチームを去る、現役を終えるというその一点ではやはり喪失感がつきまといます。それが長くチームに貢献した選手だったり、プレースタイルが好きな選手だったり、はたまた練習場で触れ合う機会なんかが多かった選手ならばなおさらですね。
今年も各チームから「来季契約をしない選手」などとして、移籍や退団についての広報がなされてますね。今シーズンのチームの戦績や、クラブが置かれてる状況、選手のパフォーマンスなど様々な事情がそこには反映されてます。来季を生き抜くために、まさに選手総入れ替えと言っていいようなチームもあれば、退団選手の中には「え、あの選手が?」と思わず唸ってしまう選手の名もあります。
FC東京の場合は大谷圭志選手とケリーの2人がチームを去ることになりました。
大谷・・・
前橋育英高校からFC東京に入団して三年目の21歳。タレント揃いだった前橋育英時代はU-18の日本代表にも選ばれるほどの逸材で、期待の新人として東京に入団(自分的にもホント楽しみな新人でした)。でも不幸にも入団前に膝のじん帯を断裂し手術。以来今年までのほとんどを怪我とリハビリで過ごしてきました。試合よりも、たまに見学に行く練習場で会うことが多かった選手。思うようにサッカーが出来なくて苦しかったはずだけど、練習場ではいっつも明るくて、笑顔でファンに接していたのが印象的な選手。
今年夏前からザスパ草津に期限付き移籍をしてたんですが、ここにきて完全移籍が決定。群馬出身で、地元のチームへ行くわけですからね。本人にとってはある意味いい移籍と言えるかも。地元で、ザスパのJ参画そして昇格のために頑張れ圭志!。
そしてケリー・・・
痛い、・・・痛すぎる!。東京の攻撃には欠かせない司令塔として、鬼のキープ力と柔らかいボールタッチを武器にトップ下に君臨していたケリー。アマラオが去った後、東京はケリーのチームになると思ってたんだけど、今年は怪我で出遅れたことが響いてか全般的にパフォーマンスは低調気味でした。でも新加入のFWルーカスが馴染んできて、来季こそは2人のコンビで得点爆発か?と期待してたんですよ。なのに・・・。
自在にボールを操って、縦横無尽にミッドフィールドからゴール前を駆け回り、パスを供給するあの姿が東京で見られなくなるとは。そして、練習場ではすっかりお馴染みだった長男のマテウス君(これがまたカワイイ)の姿を小平で見れなくなるのも淋しいな。
どうやらクラブとしては慰留したみたいなんですがね。条件が合わなかったのか、はたまた別の事情か、今はわかりません。個人的には他チームからオファーがあったのかと思いますが、だとしたらちょっかい出して来たのはどこのチームだろ?(苦笑)。海外ならいいけど、J1のチームだったら来季脅威になるから嫌だなあ・・・。
いずれにしても、今のメンバーでやれるのは今年が最後。幸いにも東京にはまだ天皇杯が残ってる。残された時間の中で、このメンバーで少しでも長く一緒にやるためにも、天皇杯は一戦一戦勝ち抜いていきたいです。

コメント

  1. ぴょん より:

    プロの世界なので契約を結ばない選手がでてくるのは仕方の無いことです。
    何もサッカーに限ったことじゃないですし、
    だからこそセカンドキャリアサポートがあるんですよね。
    まあお気に入りの選手がいなくなってしまうのは
    サポとしては悲しいことですが、
    去る選手あれば来る選手もいるわけですし
    来た選手を応援しましょう。

  2. ぴょん より:

    プロの世界なので契約を結ばない選手がでてくるのは仕方の無いことです。
    何もサッカーに限ったことじゃないですし、
    だからこそセカンドキャリアサポートがあるんですよね。
    まあお気に入りの選手がいなくなってしまうのは
    サポとしては悲しいことですが、
    去る選手あれば来る選手もいるわけですし
    来た選手を応援しましょう。