2001.6.4 コンフェデレーションズカップ2001 日本代表対ブラジル代表
コンフェデ第3戦の相手は、過去A代表で5戦全敗している宿敵・ブラジル。引き分け以上でグループBの1位通過が決まる大一番です。舞台はアントラーズのホーム、リニューアルされた超満員のカシマスタジアム!
■新守護神・都築龍太の衝撃デビュー
トルシエ監督はここでまたしても驚きの采配を振るいました。守護神・川口に代えて、国際Aマッチ初出場の都築龍太を抜擢。さらにFWには山下芳輝を起用するなど、大胆なターンオーバーを敢行しました。
この期待に都築が120%応えました。ブラジルの猛攻を浴びながら、全14本のシュートをシャットアウト! 前半32分のラモンの至近距離弾、44分のレアンドロの決定機……。身体を極限まで伸ばしてゴールを死守する都築の姿は、まさに新守護神の誕生を予感させました。松田直樹を中心としたフラット3も15個のオフサイドを奪う完璧なラインコントロールを披露。ブラジル相手に堂々の完封劇で、グループ1位通過を決めました!
■新宿で2時間。掴み取った「横浜」への切符
「これは歴史が動く」——。そう直感した僕は、翌日すぐに新宿のチケット販売店へ走りました。金券ショップの暴騰ぶりに驚きつつも、正規販売店で2時間並び、準決勝と決勝のチケットを無事GET!
準決勝の相手はオーストラリア。主力に欠場者が出ている相手に対し、今の日本なら負ける気がしません。ついに2002年W杯決勝の舞台でもある「横浜国際」のピッチに、我らが代表が立つ瞬間がやってきます。
■「ヒデは残るのか、行くのか」日本中のジレンマ
そんな歓喜の裏で、日本中を揺るがしていたのが**中田英寿(ヒデ)**の去就です。 ローマのセリエA優勝がかかった大一番「ナポリ戦」か、日本の威信をかけたコンフェデ決勝か。
トルシエ監督の拘束権行使という強硬姿勢と、愛するクラブの歴史的瞬間に立ち会いたいヒデの想い。サポーターとしても「行かせてあげたい」気持ちと「日本を勝たせてほしい」気持ちが入り混じり、大きなジレンマの中にいました。そんな中、ヒデは準決勝・横浜のピッチに立つ決意を固めました。
FIFA主催の国際大会で、日本がここまで世界を震わせる日が来るなんて。6月7日、横浜国際で歴史がつくられる瞬間を、この目に焼き付けてきます!(やす)

