浦和レッズ対鹿島アントラーズ(埼玉スタジアム2002)

観戦日記

 今季なかなか行けなかったJリーグ観戦です。夏休み最後の週末、埼玉スタジアム2002で浦和レッズ対鹿島アントラーズの好カードです。

 低迷している浦和に先日、ホームゲームの観客動員数が最低になったとか…。そんな状態ですが対鹿島、ここは落とせない!埼玉スタジアム2002が真っ赤になること必至のカードです。もちろん浦和レッズの応援に行ってきました。

 このカードは人気があるだろうとチケットは先月、ぴあの店頭販売でゲット、この時にも既にホーム側はほとんど残券がない状態でした。

 この日のキックオフは18時、16時頃には浦和美薗駅に到着、久々に来てみると周辺の環境が変わっている…。駅前にはマンションが建っており、セブンイレブンができていました。久しく来ないうちに景色が変わってしまった。キックオフまではまだまだ時間があるからとイオンモールで買い物、キックオフ2時間も前だというのにモール内は浦和レッズのユニフォーム姿が溢れています。

 買い物を終えて17時30分には埼玉スタジアム2002へ。もうこの時には埼玉スタジアム2002は浦和の赤、そして鹿島の赤で染まっていました。この日の観客動員数は5万1千人、浦和対鹿島の好カードにしては少し少なく感じてしまいます。Jリーグで5万人を集めるカードなんてそうそうありませんが、仮に浦和がもっと上位で優勝争いをしていたのならもっともっと入っていたはずでしょう。

 この日の試合は前半は相当に渋い展開、両クラブ共に決定機を欠き0-0のまま後半に突入、前半は浦和が引いて守っての展開で鹿島も攻めきれず互いに攻めてを欠く内容でした。互いにシュートにも繋がらずでした。それでも全体的に試合を支配していたのは鹿島でした。

 やっぱり試合が動き始めたのは後半早々からでした。ここまで鹿島の攻めを良く守っていた浦和DFですが、PKを与えてしまう。キッカーは小笠原、これを浦和GK山岸がファインセーブ、見事にはじき返した。山岸はさらに幾度ものピンチにファインセーブを連発、素晴らしい活躍を見せた。かなりハラハラの展開が続き、鹿島がボールを支配する展開は続くも浦和も次第に攻めの形を作っていく。特にサイドに駆け上がる展開が出てきた80分、右サイドの突破からポンテがそこしかない!と言う弾道のシュート、鹿島GK曽我端の手をかすめてボールは鹿島ゴールに突き刺さりました!辛抱の展開が続いたこのゲーム、ポンテが最高の時間に最高の仕事をやってのけた。

 低迷するチームに勢いをもたらすためにもここで鹿島を叩ければ最高です。埼玉スタジアム2002が最高に盛り上がっている85分過ぎ、涙を飲んでサッカー観戦帰りの大混雑を避けるためサクっと帰ることにしました。大丈夫!今日の浦和は勝ち点3を絶対に獲ってくれる。小さな子どもを預けてきての観戦です。後ろ髪を引かれる思いで埼玉スタジアム2002を出て浦和美園駅に急いでいると怒涛の声援が聞こえてきました。僕もこれだけ観戦を重ねてきていると分かるものです。違う…今の声援は追加点の大声援ではない…と言う事は…。

 帰ってからスポーツニュースを見ると、後半50分、最後の最後のワンチャンスを途中出場の本山に決められ終わってみれば1-1のドローゲーム…。これが勢いのないチームの詰めの甘さなのでしょうか…本当に残念でした。夏不調の鹿島、それでも勝ち点1をしっかり拾うあたりはさすがです。久々のサッカー観戦、楽しめましたが結果がほしかった。

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