2002日韓W杯 デンマーク代表対イングランド代表

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2002年6月15日 新潟スタジアムビックスワン

2002年W杯観戦記|新潟の奇跡とベッカムの右足。イングランド対デンマーク戦

「ず〜っと楽しみにしていたW杯。仕事で行けなくなり絶望していた僕に、サッカーの神様が微笑みました。」

このサイトを通じて届いた一通のメールから始まった、一生忘れられない1日の記録です。

ベッカム推しのファンたち

奇跡のメール:サイトを続けていて本当によかった

僕にとって唯一の観戦となった、デンマーク対イングランド。決勝トーナメント1回戦の最高カード、しかもカテゴリー1のメインスタンド。

実は、手に入っていたチケットの試合が仕事で行けなくなり、泣く泣く諦めていたんです。「せっかくHPまで立ち上げて生観戦を勧めてきたのに…」と落胆していた僕に、このサイトの読者の方からメールが届きました。

「アメリカの友人が取ったチケットがあります。もし友人が帰国できなかったら、一緒に行きませんか?」

もう、嬉しくて嬉しくて。カズさん、本当にありがとうございました! 仲間内のコミュニケーションツールであったこのサイトがこんな風に大活躍するなんて!ほぼ自己満足で続けてきたサイトでしたが甲斐がありました。おかげでW杯に行けちゃった! なんでもセコセコやってみるもんですね。


新潟への道:高速バスと日本代表への祝杯

15日朝、新潟までは高速バスを利用しました。新幹線だと片道15,000円弱のところ、往復で1万円弱。貧乏な僕は迷わず安さに飛びつきました。

ただ、前日の14日は日本代表の決勝トーナメント進出に浮かれ、うっかり飲みすぎ。三鷹で途中下車してトイレへ直行、気づけば最終電車で高尾駅…。深夜に高尾まで迎えに来てくれた友達に大感謝です。友達に泣きついて帰宅は深夜3時。新潟行きのバスでは、せっかくのW杯前日だというのに爆睡でした。


2002年の新潟駅前:ベッカム人気と「パチもん」Tシャツ

新潟に到着すると、駅周辺にはユニフォームを売りさばく外国人がたくさん。W杯の匂いにドキドキします。

  • 外国人A: 「イングランドTシャツ、にせんえん!」
  • 外国人B: 「ベッカムユニフォーム、ごせんえん!」

数日前、新宿のサッカー専門店では「イングランドのユニフォームはとっくに売り切れ、7月まで入りません」と店員さんに失笑されたばかり。どうしても欲しかった僕は、明らかに着心地の悪そうなパチもんTシャツを購入。ちょっとだけイングランドサポ風になって、新潟の街に繰り出しました。


ビッグスワンへの行軍:トニーさんとの遭遇

新潟駅からスタジアム「ビッグスワン」までは、歩いて1時間ほどの距離。道中、愉快な場面に出会いました。

マンチェスター・ユナイテッドのユニフォームを着た二人組に、大きな荷物を持ったお兄ちゃんが声をかけます。 「それどこのユニフォーム?」 「マンチェスター・Uですよ」 「マンチェスター……何それ? 国??」 ……マンチェを知らずにここにいる彼に、後ろを歩いていた僕らも思わず吹き出してしまいました。

スタジアムに着くと、イングランド、デンマーク両サポーターのノリに圧倒されます。ミーハーカメラ小僧と化した僕は、高校時代の英語成績「2」の語学力をフル活用!

「Hello! Camera, camera please!」 「Excuse me, with me, with me please! OK?」

そんな中、テレビカメラを引き連れたフジテレビでおなじみのトニーさんに遭遇! 近くをウロウロしていたら「一緒に撮ろうよ!」むしろ声をかけてきてくれました。

新潟スタジアムビックスワン デンマーク対イングランド

試合詳報:ベッカムの右足、オーウェンの復活、そして豪雨

試合は、サッカー素人の僕が大興奮する展開になりました。

  • 前半5分: ベッカムのCKからファーディナンドが頭で合わせて先制!
  • 前半22分: エース・オーウェンの今大会初ゴール! あのスピード感、受けてすぐシュート。シビれました。
  • 前半44分: またもベッカムのパスからヘスキーが3点目!

この頃、スタジアムは凄まじい豪雨に。ベッカム自慢のソフトモヒカンもペッタンコ。でも、僕らはカテゴリー1。雨なんて関係なし! 雨に煙るビッグスワンは、照明に照らされて本当に綺麗でした。

後半はイングランドサポーターたちがお祭り騒ぎでスタジアム内を行進。試合なんてそっちのけで大騒ぎしている姿を見て、「これもサッカーの楽しみ方なんだな」と感心しました。


最後に:サッカーの神様に感謝を

僕にとって初のW杯観戦は、最高のものになりました。

ちまちまとでもサッカー観戦が好きで、自分なりにサポートを続けてきたことが、サッカーの神様の目に留まったのかもしれません。 この日を経て、僕はますますサッカーにハマりました。本場の応援の素晴らしさ、そして日本サッカーがまだまだ発展途上であることもよく分かりました。

これからも、Jリーグも海外サッカーも、自分なりのスタイルで追い続けていこうと思います。 長々とお付き合いいただき、ありがとうございました!

W杯はまだまだ続く! 興奮の夜もまだまだ続く!! どうしましょう!!(やす)



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