死闘120分の果てにシドニー五輪サッカー男子 日本代表対アメリカ代表
■2000.9.23 横浜国際総合競技場パブリックビューイング
いやぁ……行ってきましたよ、例の「30人企画」。 まずは謝らせてください。わたくし嘘をついておりました……。集まったのは、なんと10人。目標の3分の1じゃないっすか(笑)。
やっぱり主力のタカやゆうがいないと、30人を集めるのは高い壁だったのか…。所詮サイト作成の広報担当の力のなさを感じました…。自分の友達の少なさを実感してトホホな気分ですが、あの土派手な雨の中、場所取りをしてくれたクボさん、ののさん、本当にありがとうございました!
■2トップの覚醒!柳沢・高原の執念
試合は、そんな落ち込みも吹き飛ぶほどの激戦になりました。「アメリカ相手ならいけるだろ!」なんて思っていましたが、サイドを執拗に突いてくる相手の攻撃は本当に強烈でした。
しかし前半30分、ついに均衡が破れます。俊輔の右からのセンタリングを、柳沢敦が頭で叩きつけて先制!今大会初ゴール、今までの鬱憤を晴らす見事な一撃でした。
さらに後半27分には高原直泰!一度はGKに弾かれたボールを冷静に左足で押し込み、勝ち越し。決定力不足と言われ続けてきた2トップが、ここ一番で最高の仕事をしてくれました。
■守護神・楢崎正剛の壮絶な「意地」
2-1とリードした後半31分、アクシデントが日本を襲います。 ハイボールに飛び出したGK楢崎が、中澤の後頭部と激突して顔面を強打。激しい流血と脳震盪で、誰もが負傷退場を覚悟しました。しかし、楢崎は立ち上がりました。
朦朧とする意識の中、その後の決定的なピンチを体全体で防ぎ、PK戦までの約1時間を戦い抜いたあの姿……。日本の守護神の意地を見せつけられました。
■残酷な結末。エースのPK失敗と、2002年へのプロセス
しかし、勝利の女神は最後に微笑みませんでした。終了直前の失点で追いつかれ、試合はPK戦へ。
最後に中田英寿がのけぞり、頭の後ろで両手を組んだまま動けなくなったあの瞬間。低い弾道のボールが左ポストを直撃した音は、今も耳に残っています。 アメリカ 2(PK 5-4)2 日本。 「史上最強」と呼ばれた五輪代表の挑戦は、あまりにも残酷な形で幕を閉じました。
(2000.9.23 管理人・やす)

