コンフェデレーションズ杯決勝 日本代表対フランス代表 観戦日記2001-サッカー観戦録- サッカー生観戦絶対推奨サイト

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スタジアムに行こうっ!>観戦日記>2001>コンフェデレーションズ杯 日本代表対フランス代表 スタジアムに行こうっ!サイトマップ 20010610h01.jpg いよいよ訪れた、FIFA公式戦の決勝の舞台。日本がこの舞台に立つこと自体が快挙といえる。対戦相手はその快挙にふさわしい大本命、世界チャンピオンフランス。横浜国際総合競技場には6万5千ものサポーターが詰め掛けた。この日はやはり決勝だからでしょうか?7日の準決勝より警備、持ち物検査、チケットの確認、全部が厳重でした。警備員の数もいつもの代表戦より明らかに多い。持ち物検査もいつもよりず〜っと時間をかけている、さらには金属探知機。チケットには何やら本物か確認するレーザーみたいのを当てている。「なんかすっげえなぁ…」。。試合開始前、腹ごしらえだっていう事で、大好きな牛丼を食べている頃には、雨がパラパラ。。「こりゃ、また雨かな?」と思ったのですが、試合開始時間には雨もやみ横浜は最高の舞台に仕上がりました。フランスサポーターもちらほら見られました。

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 キックオフは19時、暗くなり、ライトが灯った来年W杯決勝のピッチに白い王者と蒼き挑戦者。前回はいまいちだと思ったサポーターもさすがに決勝ともなれば熱い応援をくりひろげていました。フランス国歌斉唱、聞きなれた曲だ。いつも日本の代表戦っていえば聞いた事のない国歌ばっかりだったのに・・。「今日は間違いなく世界を相手にしている」。そして歌いなれた日本国家。大阪で起こった胸くそ悪い小学生殺害事件の黙とうをはさんで、キックオフのホイッスル。

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 試合はやはりと言おうか、日本が、世界にはね返された。フランスが世界王者の実力を見せつけた。前半30分、ルブーフの縦パスに身長191センチのビエラが反応する。パスが出る直前にペナルティーエリア内に全速力で走り込み、松田、川口とのハイボールの競り合いを頭で制した。ポ〜ンと浮いたボールは無人のゴールへと吸い込まれた・・。川口、松田より頭1つ分出ていたように見えた。準決勝まで4試合無失点と、ここまで鉄壁であった日本のゴールを高さで打ち破った。奪った得点は1点だけだったが、あらゆる面で日本を上回ったいたように感じた。1点差でも危なげない試合運びだった。日本は自慢のフラット3もほぼフラット5、サイドからの攻撃にはワンテンポ、ツーテンポ遅れてしまう。。フランスにピンチらしいピンチもなかった。結局、日本はこの1発に泣き、0—1で準優勝に終わった。スコア上は0—5の惨敗だった3月24日の親善試合とは見違えたように思えるが、その一方で、世界との差も見せつけられた気がした。失点こそ1点だったが、試合の流れを支配されて決定的なシーンはほとんどつくれなかったというのが現実だった。

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↑コンフェデ杯準決勝、横浜国際

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↑日本サポーター  しかし、今回のこのコンフェデレーションズ杯。準優勝という結果もさることながら、収穫は非常に多いといえるだろう。とくにDF陣には大きな自信になったのではないだろうか?川口においてはは、許した失点は、わずかに1点。大会ベストイレブンにも選ばれた。王者フランスの前にあびたシュートは、合計20本。今大会、川口は実に光って見えた。川口だけではない、最終ラインも踏ん張った。攻守のバランスを見ながら5人が1本の線となり、10度のオフサイドを奪った。3月の5失点からは大きな成長といえよう。ただ、ず〜っと5バックじゃあ・・って疑問もある。。まぁ、フランス相手だからね…。でもでも、攻撃できなきゃなぁ。。

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 この試合、ヒデがナポリ戦のためイタリアに帰ってしまい、さぁ、トップ下は誰がやるんだ?ってトコも興味の的であった。前半はもりし、そして左サイドで先発した小野が後半からトップ下で起用された。僕としては代表ユニフォームを着た小野伸二がトップ下で、そんで相手がフランスってんで、もうそれだけで感無量って感じでした。でも伸二はボールをもらうことも、触ることもなかなかできない。ポジション変更からわずか15分でベンチに下げられた。ヒデの代役、トップ下を務めるだけの実力は見せられなかった…。そんな伸二も左サイドでは得点チャンスを演出した。前半10分には左サイドからシュート気味に森島へと高速パスを出した。これがこの試合一番チャンスだったように思える。同32分にはペナルティーエリア付近でビエラをかわしシュートも放った。今大会、伸二は5試合すべてに先発した、しかしそれはあくまでヒデのパートナー的活躍だった。勤めた左サイドも本来、中村俊輔や名波、さらにはアレックスまでも帰化するっていうし。(アレックスはFWに使えばいいですか?)やはり伸二にはトップ下での結果がほしかった。。トップ下で結果を残せなかったことで、2人が復帰した時レギュラーに残れるかは微妙になるかもしれない。  今大会、その采配が光ったトルシエ監督、フランスを相手にしても強気だった。1点を追う後半は、小野に代えて久保を投入して1トップから2トップに変更。29分には中山も起用した。今大会、これでもうトルシエの地位は固まったといえよう。あと一年足らずの自国開催のW杯でトルシエはどんな采配を見せるのだろう?? 20010610h11.jpg これで、フランスがW杯に続いて世界一の称号を手にした。1998年W杯、2000年欧州選手権と3年間で3つの世界的ビッグタイトルを獲得した。ジダン、アンリらの主力が、所属チームの事情から不在の今大会、それでも新戦力も目立ち、プレW杯での予行演習を優勝、2002年に向けて、世界最強のまま突き進む。黄金の優勝トロフィーを、主将のデサイーが掲げて叫んでいた!「3冠」まさに黄金時代だろう。2002年、この王者をどこが崩すんだろう??強かった・・。どこまで本気でやってくれたのか??  さて、この日、もう1つ気になるのは、イタリアセリエA。ローマのスクデットはなったのか?ヒデはそのために帰ったんだから。ローマは、ナポリ相手にトッティのゴールで1度はリードしたものの、その後追いつかれて2—2と引き分け。ヒデの出場機会もなかった。2位ユベントス、3位ラツィオがともに勝ったために、優勝は17日の最終節、対パルマのホーム戦に持ち越された。勝てば18年ぶり3度目のスクデット、今世紀初のタイトルだった。中田にも「日本人初のセリエA優勝」の肩書が加わるはずだった。しかし、出場機会は最後までなかった。カペッロ監督も使ってくれよなぁ・・、日本にとってはコンフェデはでかかったんだけどなぁ。。まぁ、しゃあない、来週、ヒデにはスクデットをピッチで味わってもらいましょう。ちょっとラツィオとのローマプレイオフってのも見てみたい気もするけどね。 20010610h10.jpg 1日明けて、11日、トルシエ監督がコンフェデレーションズ杯を振り返った。フジテレビの大会総集編に生出演し大いに語っていた。準優勝とはいえ、このコンフェデ杯は日本初の快挙だったわけだし、鼻高々で語るのもうなずける。この番組のすぐ後には、ニュースステーションにも生出演、フジでジョン・カビラと語っていたと思ったら、今度は弟、カビラじえい。。なんか濃かったなぁ。テレビっていえば、この対フランスの平均視聴率は関東地区で37.9%だってさ。なんでも瞬間最高においては、ゴンちゃんが悔し涙を見せた試合終了特後で49%超えとか。それだけサッカーナショナルチームの関心が強いって事ですね。ちなみにこの日の巨人戦の視聴率は今年最低とか。長嶋さんが嘆いていたらしい。。代表人気が高いのはもう当然として、Jも盛り上がってくるといいね!来週にはJリーグも再開。ガンバレ!レッズ、小野伸二!! (やす) スタジアムに行こうっ!>>観戦日記>>2001 スタジアムに行こうっ!サイトマップ

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この記事を書いた人

1998年「スタジアムに行こう!-サッカー生観戦絶対推奨サイト-」を開設。時は流れ、競技場へ運ぶ足はめっきり減ってしまいましたが、実家の古い写真やHDDのデータを見つけた時、あの頃の熱狂が鮮烈に蘇りました。AIの力を借りて、失われゆく記憶を復刻したい。レトロで不鮮明だった写真を情熱の色彩でー。あの日の震えるような感動を再び未来へ繋ぎます。

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