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2001年9月29日|東京スタジアム|FC東京対浦和レッズ
2001年9月29日。北の方へ人情に触れる旅に出ていましたが、この日のために帰ってきました。 東京スタジアムにて、FC東京対浦和レッズ。前回の駒場での雪辱を果たすべく、真っ赤に染まったアウェイ自由席から戦いを見守りました。
■5万人の器に響く、赤き鼓動
東京スタジアムは2階層の立派なスタジアム。FC東京サポーターが1階席から埋めていくのに対し、我らがレッズサポーターは視認性の良い2階席から埋まっていくのが印象的でした。 観客は3万人弱でしたが、アウェイ席の熱量は間違いなく「満員」そのもの。この独特の緊張感が、ダービーに近い熱を生んでいました。
■エメルソンの咆哮と、アマラオの不敗神話
試合は激しいシーソーゲームとなりました。 鈴木啓太の素晴らしいミドルで先制し、スタンドが揺れたのも束の間、逆転を許す苦しい展開。しかし前半ロスタイム、浦和が誇る強力ツートップ、ツットからエメルソンへのラインが開通! 「いける、今日はリベンジできる!」 2-2で折り返した後半、勝利を信じて疑いませんでしたが……最後は「キング・オブ・東京」アマラオに決められ、結局2-3。不敗神話を継続させてしまう悔しい敗戦となりました。
■「品がなくっていやだねぇ」
試合終了後、イレブンに浴びせられたのは激しいブーイング。接戦をものにできないもどかしさが、サポーターの爆発寸前の感情となってスタジアムを包んでいました。
帰り際、女性同士が激しい掴み合いの喧嘩をしている場面に遭遇。「何もこんな楽しい場所で喧嘩しなくても……」と、同行したタカさんと失笑してしまいました。当時のスタジアムは、今よりもずっと殺伐とした、剥き出しの感情が渦巻く場所だったのかもしれません。(やす)

