2002ナビスコカップ決勝戦|鹿島アントラーズ対浦和レッズ
2002年11月4日|国立競技場
11月4日、浦和初のタイトルマッチ。その熱気は試合前からものすごいものがあった。 今までカップ戦だって決勝にたどり着いたことさえない我が浦和レッズがついにタイトルに手をかけているのです。相手はこのタイトルを獲りなれている鹿島アントラーズ。強敵なんですよね〜……。
しかし、サポーターの熱さじゃ負けていない。チケットは1時間で完売。国立に行けないサポーターのために、駒場やさいたまアリーナでPV(パブリックビューイング)が開催される。10年目、初のタイトルがかかっている重みは、ある意味W杯より重いかもしれない。
■「3日前で546番」という異常事態
浦和サポーターの気合いはハンパじゃなかった。自由席の場所取り、1日に国立へ行ってみたら、なんと546番目。3日前ですよ……。先頭の人たちは16日(日本代表対ジャマイカ代表戦)から来ていたみたい。 当日、始発で来た後輩からは「始発なのに千駄ヶ谷駅まで行列が続いてます」と悲鳴のメール。僕が6時半に着いた時、国立周辺は赤い行列に取り囲まれていた。異常な光景、異常な期待。
■7:3、国立が真っ赤に沈む
入場が始まると壮絶な席獲得合戦。 どうにか席を確保して見渡せば、埋まっていく赤、赤、赤……。 「フラッグで国立を染めよう」という呼びかけ通り、アウェイ側からバックスタンドまで全部が浦和の赤。7:3で浦和サポーターだっただろうか。
あまりの光景に、タカと鹿島側(ホーム側)へ様子を見に行こうとしたら、係員さんにすっ飛んで来られた。 「浦和サポーターの方、ココはホント危ないんで! 向こうへお願いします!」 追い出されるほどの緊張感。360度赤く染まったスタジアムには、異常な雰囲気が立ち込めていました。
■試合内容:アンラッキーな一撃に泣く
試合はなかなか動かなかった。王者・鹿島相手に、浦和DF陣もきっちりと守り、堂々の戦いぶり。今日こそは……! しかし、動いたのは後半14分。小笠原満男のシュートが井原正巳の体に当たってコースが変わり、ゴールへ。井原が一番悔しかったことでしょう。でも、これはアンラッキーだっただけ。鹿島がちょっとついていた。
終わってみれば1-0。優勝っていうのは甘くない。でも、初の決勝戦。このチャンスを、もっともっと増やしていけばいい。近い将来、またタイトル獲得のチャンスが訪れることを祈って、また応援しよう。
■坪井慶介、ジーコ絶賛のスピード
この試合、ジーコ日本代表監督も観戦していました。 試合後、嬉しかったのは坪井選手への評価。「スピードがある」と絶賛したとか。 この日もエウレルに仕事をさせず、浦和DF陣の中で光っていた。坪井が浦和の鉄壁を築いたころ、きっと初のタイトルも巡ってくるでしょう!(やす)


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