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2001年9月16日|笠松運動公園陸上競技場
水戸ホーリーホック対大分トリニータ
2001年9月16日。どういう風の吹き回しか、今日はJ2の舞台へ足を運んできました。 前日はJ1首位の鹿島アントラーズを観戦し、この日はJ2下位の水戸ホーリーホックを見る。そのあまりのギャップに、自分でも驚きながらの観戦です。
今回の舞台、水戸のホーム・笠松運動公園陸上競技場は、想像以上に立派なスタジアムでした。しかし、この日の観客は1,850人。昨日のカシマスタジアムの1/10以下という数字に、J2の厳しさを肌で感じます。
■totoの命運を握った「日曜日の1試合」
この試合が注目された理由は、サッカー以外のところにもありました。「toto」です。 前日のJ1の結果を受け、この試合で水戸が勝てば配当金が跳ね上がることが確定していました。本来なら2位の大分が圧倒的に有利。誰もがそう思っていたはずです。
しかし、ピッチ上の水戸イレブンは気合が入っていました。彼ら自身も「自分たちが勝てば高額配当になる」という報道を知っていたといいます。 前半に先制を許す苦しい展開でしたが、後半に大橋正博のゴールで追いつき、試合は延長戦(Vゴール方式)へともつれ込みます。
■6400万円を呼び込んだ、小池のVゴールPK
延長前半9分、水戸がPKを獲得した瞬間、スタンドの水戸サポーターからも「おい、これtoto高額配当だぞ!」という声が漏れました。 この重圧のかかるPKを小池良平が冷静に沈め、水戸がVゴール勝ち!
この瞬間、totoの1等当せん金は約6400万円へと跳ね上がりました。もしこの試合が土曜日に行われていたら、あるいは大分が順当に勝っていたら、ここまでのドラマにはならなかったでしょう。まさに「してやったりの水戸イレブン」という絵が浮かぶような幕切れでした。


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