2001.11.24 東京ダービー|エジムンドが救った残留。東京スタジアムに響いた「ヴェルディ川崎」コール

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2001Jリーグ最終節|東京スタジアム|東京ヴェルディ1969対FC東京

2001年11月24日、J1リーグ2ndステージ最終戦。 前週には京都と仙台の昇格が決まり、焦点は「降格」へ。11月3日にC大阪の降格が決まったこの東京スタジアムで、今度はヴェルディの命運が決まるかもしれない――。東京ダービーということもあり、どっちのサポーターでもない僕も、その歴史的瞬間を見届けるべくスタジアムへ向かいました。

■「純潔の東京」を巡る意地

この日の東京スタジアムは、珍しく隙間なく埋まっていました。 アウェイ側のFC東京サポーターが熱を帯びる中、試合開始とともに響き渡ったのは、地を這うような「ヴェルディ川崎」コール。今年から東京を名乗るヴェルディに対し、「オレらこそが生粋の東京だ」というFC東京側の強烈なプライドと反発を感じました。

中には相手の旗を破って振る過激な光景もありましたが、僕は「ダービーがなくなっちゃったら寂しいよな」と、どこか複雑な気持ちで眺めていました。

■救世主エジムンドと歓喜の残留

試合を動かしたのは、やはり「アニマル」エジムンドでした。 前半13分、彼のアシストから永井秀樹が叩き込んだ決勝ゴール。ヴェルディは終始攻撃的な姿勢を貫き、虎の子の1点を守り抜きました。

試合後、他会場の福岡が敗れたことが電光掲示板に報じられると、スタンドはまるで優勝したかのような盛り上がりに。「レベルの低いところで……」と思う人もいるかもしれませんが、浦和を応援する身としては、この残留が決まった時の安堵感は痛いほどよく分かります。

■スタジアムの未来を繋いだ1勝

この残留劇の主役は、間違いなく残り5試合で3勝を呼び込んだエジムンドでしょう。彼の闘志がチームを救いました。 また、この日は東京スタジアム100万人目の来場者も記録されたそうです。もしヴェルディが落ちていたら、赤字続きのスタジアム運営はさらに厳しくなっていたはず。関係者にとっても、胸をなでおろす1日だったに違いありません。

一方で、ついに降格が決まってしまった福岡の存在も気になります。九州のJ人気を支えてきたチームの陥落。来年は大分や、あるいは北の新潟や山形あたりがJ1の舞台に上がってくるのでしょうか。(やす)


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